知っておこう！台風による足場倒壊を防ぐ対策とは | 兵庫県姫路市・明石市で足場工事の求人は株式会社翔組|協力会社も募集中

こんにちは！兵庫県加古郡に本社を構え、鳶工事一式、足場仮設工事、プラント工事から重量物据付・解体工事などを行う株式会社翔組です。
建設現場は危険も多く、足場工事においては施工中や組立て後に作業を行う職人の安全も意識しなければなりません。
そのため、足場工事の現場に携わるときは台風などの自然の力による事故を防ぐ対策も知っておくと、より安全性を向上できます。
今回は台風による足場倒壊を防ぐ対策についてご紹介します。

メッシュシートの扱い

メッシュシートは通常、現場作業員の安全と周辺住民への騒音などを防ぐのに役立ちますが、台風などの際は扱いが異なります。
足場の風荷重の計算は、年間想定される風速を基準にしているため、突発的な強風を防ぐ参考にはなりません。
台風の発生時は予想以上の風荷重があるため、メッシュシートを全面張ったままにすると倒壊する可能性が高くなるのです。
そのため、メッシュシート上部を外したり絞ったりして風圧を避けておきましょう。

適切な壁つなぎ

壁つなぎは足場倒壊を防ぐために必要ですが、屋上部分は防水工事などを行うため不備になりがちです。
風荷重の計算は横からの力を基本にしますが、最上段は吹き上げる力が生じるため、適切な壁つなぎを行わなければ耐力が不足します。
従って、最上階の立ち上がり部分などに壁つなぎ専用部材を設け、単管パイプ等で斜材をとり、金属アンカーなどで固定します。
壁つなぎは一カ所外れると他の部分に負担が生じるため、確実な対策を取ることが大切です。

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