こんにちは！兵庫県加古郡を拠点に全国で活動する株式会社翔組です。
弊社は枠組み足場・プラント足場など多岐にわたる足場工事に携わってきました。
鳶職人の仕事に就きたいけれど、高さのある足場は倒壊したり変形したりするのではないかと心配ではありませんか。
建設現場では労働安全衛生規則において、建物に足場を連結して事故を防いでいるのです。
今回は鳶職人を守る足場の壁つなぎについて、設置基準と補修方法をご紹介します。
足場の壁つなぎ
足場は風圧などの外力によって倒壊しないように壁つなぎを行います。
壁つなぎとは足場を壁などに固定することや、その際に使用する専用金物のことです。
現場では木造の柱や梁、鉄筋コンクリートの鉄骨やコンクリートに、ネジやアンカーの溶接・打ち込みにより壁つなぎを接続します。
壁つなぎ専用金物は建物の構造などで設置できない場合、単管パイプで固定することもあります。
その場合、許容耐力が低下するため現場における風圧力の作用や、部材の種別を把握することが肝心です。
設置基準・補修方法
壁つなぎの設置は、単管足場・くさび式足場の場合、縦に5m以下横に5.5m以下という規定があるのです。
ビケ足場の場合は2階層と横に3スパンの間隔以内、ブラケット一側で施工する場合は高さを3.6ｍ以下に設置します。
現場では風荷重や偏心荷重などを考慮して、壁つなぎの間隔を細かく入れることが大切です。
壁つなぎは足場解体時に補修しながら取り外しますが、メンテナンスなどの目的で残すケースも増えています。
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