足場工事の基礎知識！あと施工アンカー・埋め込みアンカーとは | 兵庫県姫路市・明石市で足場工事の求人は株式会社翔組|協力会社も募集中

こんにちは！兵庫県加古郡に本社を置き、枠組み足場やプラント足場など各種足場工事のほか、プラント工事などを承っております、株式会社翔組です。
建設現場では一目で分かる作業もあれば、分かりにくいけれど重要な役割のある作業も多くあります。
アンカーは昔から建設現場で多く使われており、建物に設置して建築部材や設備機器の設置、転倒などを防ぐ役割があるのです。
今回は、あと施工アンカーと埋め込みアンカーをご紹介します。

あと施工アンカー

あと施工アンカーとは、コンクリートの基礎をつくり適正な強度に達した後、ドリルで穴を開けた中にアンカーボルトを打ち込む方法です。
アンカーボルトの直径は12.7mmの規定があり、打ち込む際のコンクリート強度は12Mpa以上とされます。
また、打ち込むと先端が広がってコンクリートに固定される仕組みですが、大きな径を開けると強度がなくなります。
そのため、施工はあと施工アンカー技術士が行うことを義務付けられているのです。

埋め込みアンカー

埋め込みアンカーとは、アンカーボルトを定位置にセットした後、コンクリートを打ち込むという昔からある工法です。
埋め込みアンカーが厚み15cmのコンクリートに、ベースの鉄板からボルト全体が完全に付着するのに対し、あと施工アンカーは2cm程度しか留まりません。
つまり、埋め込みアンカーはコンクリートに埋め固めているため、あと施工アンカーより強度があるのです。
しかし、アンカーボルトを定位置に固定する作業を指すアンカーセットに技術を要するため、施工業者は限られます。

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